全国に自生するブルーベリー。ナツハゼ。

商品

成人くらいの手ごろな背丈、秋には紅葉、実はジャムに出来る。こんな素敵な木が山地や丘陵地に自生しています。それに育てやすい!魅力いっぱいです。

植物の特徴

ツツジ科スノキ属の落葉低木です。夏にハゼの木のような紅葉が見られるのでこのような名前が付けられました。ちなみにブルーベリー、コケモモ、グランベリー、クロマメノキもスノキ属の仲間になります。春先に赤くなった葉が夏に差し掛かるにつれて、ふたたび緑に変わります。 日本では北海道から九州までの山地の林緑に分布しており、主に花崗岩の土地を好みます。

花期は5-6月です。新枝の先端に長さ3-4cmの総状花序を出して、多数の花を下向きにつけます。 果実は10-11月にかけて熟し、ブルーベリーに似た黒褐色になります。甘酸っぱく、生食のほか、ジャムや果実酒に加工できます。

育ててみよう

ナツハゼは山林に自生するので、水やりは自然に降る雨にまかせてよいのですが、樹木の根が浅い場所に広がる性質があるため、夏場の気温の高い時期に雨が降らないような日が続くと、根から水が吸収できなくなってしまいますので、注意が必要です。

加工も楽しい

ナツハゼの実は生食でも食べられなくもないですが、皮が厚いためにジャムやお酒の色付けに利用するのが便利です。

ジャム

ブルーベリーに比べると酸味が強いので砂糖の量を調節しながらつくりましょう。レモンなどの酸味を加えるのは、味を見ながら調節するのがおすすめです。

ナツハゼ酒

材料を瓶に入れて、つけておくだけでいいので家庭でも簡単に作ることが可能です。綺麗に洗ったナツハゼを果実酒用の瓶に入れ、グラニュー糖を加えホワイトリカーを注ぐだけで完了です。

最後に

ナツハゼはブルーベリーなどと同様に、視力向上に効果があるといわれるアントシアニンが豊富に含まれてると言われています。他のベリー類に比べて6倍もの量が含まれているそうです。ナツハゼは観賞だけでなく、いろいろな効能がある身近な植物なのですね。

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