ライムと言うと爽やかで、レモンよりもキラキラしている感じを受ける果物ですね。今回はライムの楽しみ方を特集します。
どんな植物なの?
ミカン科ミカン属の常緑低木です。見た目はレモンに似ていますが別の種となります。 酸味はレモンより少なく、ライム独特の苦味に似た芳香があります。この爽やかな香りがアルコール類と相性が良いため、「ジントニック」を始めとして多くのカクテルに利用されています。
レモンとライムの違い
見た目は似ているのですが、レモンと違う種類なので以下に整理してみました。
レモン | ライム | |
原産地 | インド北部、ヒマラヤ周辺 | マレーシア、ミャンマー等で熱帯が原産 |
酸味 | 強い | 弱い |
実の特徴 | 皮は厚い。 | 皮は薄い。レモンより丸みを帯びている。 先端の突起が小さく若干小振り。 |
レモンと同じく加工品も多い
ジャムや砂糖漬けはレモンと同じに楽しむ事ができます。また、アロマテラピーではエッセンシャルオイルとして利用されています。
果実は簡単に入手できます。
国産、輸入もの、ノーワックス、減農薬等いろいろなタイプのものが販売されています。
育てて収穫する醍醐味
ライムはレモン同様寒さにあまり強くありませんが、摘果などの手間もかからない育てやすい果樹です。剪定もこまめに行う必要がなく、3~4年で実を付けるようになります。鉢栽培で結実もできますので、広い場所が無くても楽しむ事ができます。露地栽培する場合、北限は茨城県くらいと言われています。
最後に
レモンは耐寒性があまり無いので、関東の露地でも年によっては寒さで枯れてしまう事もあります。寒さ対策をしっかり行えば、無農薬のライム収穫が期待できます。
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