1~2cmくらいの可愛らしいハート型の葉が、ひとつの枝に対になってたくさん付きます。実は多肉植物なので、栽培によっては葉がぷっくりする事もあります。根本には、ちっちゃなジャガイモの様な塊茎ができます。南アフリカが原産の多肉植物なので、冬は暖かい所で育ててください。
植物の特徴
セロペギア属、ガガイモ(キョウチクトウ)科で、常緑ツル性多年草の多肉植物です。
葉は、大きさ1~2cmで濃い緑色で、葉脈が灰白色に染まります。つるを挟んできれいに左右1枚ずつ同じ間隔につき、生長したつるは放っておくと2m近くにまで伸びることがあります。
厚い葉と根の塊茎(かいけい)に水分を多く蓄えていているので、乾燥にはとても強いですが、多湿にはやや弱く水を与え過ぎると根腐れするので注意が必要です。
開花期は6月~8月で細長い棒状で赤紫色の花を咲かせます。
育て方
日当たりの良いところが良いです。真夏の直射日光は強過ぎるので、強い日差しを避けた明るい日陰で育てます。耐陰性があり半日陰でも育てることは可能ですが、葉と葉の間が間延びして少し徒長気味に育つことや、日照時間が短いと葉を落としてしまいます。過湿に弱いため、水を与えすぎないように注意が必要です。
耐寒性はあまり無いので地植えよりも鉢植えにして気温が低くなったら夜は室内に入れてあげるのが栽培ポイントとなります。8度以下なら室内にて管理しましょう。5度以下になると、著しく株が弱ります。
■セロペギア・ウッディー
ブラジルのナタール原産の品種で、葉の脈が白っぽい緑色になるのが特徴です。
■セロペギア・ウッディーレディ・ハート
葉に淡いピンクや白の覆輪の斑が入っている品種です。
■セロペギア・アンプリアータ
茎が棒状でつる状に伸び、筒状で約5cmの大きめの花を咲かせます。花の色は控えめな緑色をしていますが、葉がほとんどつかないのでよく目立ちます。
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