南アフリカ原産でエキゾチックな花が咲きます。昼夜の寒暖差や強い日差しも耐え、病害虫の心配がないので育てやすいです。しかし高温多湿が苦手なので、夏の管理を工夫すれば日本でも手軽に育てられます。
セルリア(ジョーイセルリア)の特徴
ヤマモガシ科セルリア属の常緑低木です。
南アフリカ原産で、ネイティブプランツとしても有名です。原産地では1mを超す低木になります。
花芽は7月頃に出来て、12月から4月に枝の先端に多数の花が集まって咲きます。
尖った花びらのように見えるのは総芭片と呼ばれていて、白から淡ピンク色です。本来の花はその中央部分に有ります。
多くの園芸品種があり、それぞれに特徴があります。
「フロリダ」、「ブラッシングブライト」、オーストラリアで品種改良された「カルメン」などが有名です。花持ちも良いので、切花として注目されフラワーアレンジメントにも多く利用されています。
■Vol.181 セルリア~育て方と特徴~(約4分半)
eHillsClub 様
育て方
日当たりの良い場所で、排水の良い土を好みます。春から秋は屋外のほうが株が丈夫に育ちます。高温多湿に弱いので、夏場は半日陰で風通しの良い場所で管理してください。耐寒温度は約0℃です。0℃以下になる地域は、暖房の効いていない明るい室内に取り込みましょう。庭植えは関東地方以南の太平洋側で可能です。
1輪の花は約1ヶ月咲き続けます。咲き終わったら花の根元でカットし、全ての花が咲き終わったら、株元から約10cmの高さで切り戻してください。
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