スタイリッシュな庭木に、ドドナエア(ホップブッシュ)。

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夏の葉は明るいグリーンですが、冬に葉の色が赤から黒に染まります。葉の感触はカサカサしてドライな感じです。蒸し暑さにも比較的強く、寒さもマイナス5℃程度まで耐えるようなので、関東以西では庭植えも可能です。放任すれば3mほどにはなりますが、剪定したり鉢植えで樹高を低く抑える事もできます。

ドドナエアの特徴

ムクジロ科ハウチワノキ属(ドドナエア属)に分類され、オーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木です。

成長が早く1年でも人の背を越すほどの大きさになります。
葉色が変化しても落葉しないのが最大の特徴です。葉の色は冬は濃い紫をしていて、五月ころの春にはさわやかな黄緑色の新芽が出てきます。感触も新緑らしい柔らかい手触りです。花が散る頃から夏頃まではその新緑の色を楽しむことができます。


花はあまり目立ちませんが、膨らんだ鞘の方が見栄えがします。ただし、雄雌異株ですので、雄株だと花が咲いた後に鞘が付かないようです。鞘は薄くぺらぺらですが、そのぺらぺらの中を開けてみると小さな種が入っていることがあります。鞘の形がビール作りにかかせない「ホップ」に似ている事から「ホップブッシュ」という名称がついています。

育て方

暑さにも強いため、育てる環境も特に選びません。剪定もほとんど必要なく、手間のかからない植物です。耐陰性もあるため半日陰でも育てることができますが、日が多いほど花付きがよくなります。
-5℃以下の環境になると、落葉する可能性があります。

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