青紫の巨大な花木、ジャカランダを観に行きませんか?日本でも出会える、ジャカランダシャワー!桜は日本でも同じみですが、青紫の花をつける桜を想像してみてください。そして、その花びらが散る姿を。
今回は日本では珍しい、ジャカランダをご案内。観光名所もご紹介していますのでご期待ください。
ジャガランダとは
カエンボク、ホウオウボクと並び世界の三大花木と呼ばれる事もあるジャガランダ。ノウゼンカズラ科の中南米原産の高木です。海外では初夏に見事な青紫の花を咲かせます
幹が人の腕くらいに成長しないと、開花しないそうです。日本では一般に開花が難しいと言われており、同じ環境でも満開の木がある一方、咲きが悪い木もあり、さらには咲かない事もあります。
デリケートなジャガランダでもありますが、次章で紹介する静岡県、宮城県、長崎県ではおおよそ毎年開花が楽しめるスポットがあります。イベントをチェックしてジャガランダと出逢ってください。中でも落花による「ジャガランダシャワー」は醍醐味です。
観光スポット情報
安定的に開花が成功した所が、観光の名所となっており毎年5月の下旬から6月いっぱいにかけてイベントが開催されています。開花時期が近づいてくると、各地で開花情報など発信されますので、チェックすると良いでしょう
ジャカランダ通り(長崎県 雲仙市)
毎年5月末から6月中に、「小浜ジャカランダフェスタ」を開催。 諫早駅前からバスで50分、小浜温泉で開催。
育て方
日本で幼木が販売されていますが、矮性種を除き気長に大きく育てないと開花しませんので観葉として育てるのも良いでしょう。耐寒性が無いので、小指の太さになるまでは冬は家の暖かい所で育て、おおきくなったら、日光の当たる0度以上の所で育てましょう。ちょうど4月から5月頃が植え替えシーズンなので、苗を購入するにはいい時期です。
終わりに
日本人が春に淡いピンクの桜を心待ちにするように、原産地である南米ポルトガルでは、青紫のジャカランダの花が咲くと夏が来た事を知るそうです。 花木は多くの国で愛されているのですね。
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