シンボルツリーだけではない! イチローが愛したアオダモの木

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おっと~、聞き捨てならないタイトルに引き寄せられたあなた。
研究熱心だったイチローが愛したものは、アオダモ製のバットだった!

アオダモとは??

モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹です。
アオダモのアオの由来に関しては、雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸けて暫くすると水が青を帯びた色になること、高級感を出すために黒墨に加えて青墨を作るための着色剤として利用されたこと、青い染料に利用されたことなど諸説ある。 【Wiki Pedia より抜粋】

これらの諸説に関して、実証報告されている方がいらっしゃいます。
なんと、紫外線を照射すると青く発光するそうです。
廣野 郁夫  様 「木のメモ帳」アオダモの枝で本当に水が青くなるのか

材質は堅く強いが粘りがある。そのため曲げることができ、このような特質を生かしてさまざまな用途で使われた。 日本では木製のスポーツ用品の材料、とくに野球で使われる木製バットの原料として知られる。他にスキー板やテニスのラケットなどにも使用される。【Wiki Pedia より抜粋】

そして、バット材として利用されているアイダモに危機が
日経新聞 イチローのバット、再び黒に 背景にアオダモ消滅

多くの用途で利用される、アイダモ 資源枯渇の危険が、、

前述の様に、野球のバット材に利用されていますが、 計画的な植林や伐採が行われてこなかったために、バットに適した高品質な材の確保が困難になっており(前述のイチロー話題を参照)、輸入材のホワイト・アッシュを利用する割合も大きくなっている様です。

2000年には行政、野球関係者、バット生産者が一体となってアオダモ資源育成の会が発足し、資源を確保するための取り組みが行われいます。

街路樹、お庭のシンボルツリーの需要もある

シンボルツリーとしても人気があり、白い花はかわいらしいです。次の動画ではアオダモの魅力について紹介されています。

秋元園芸yosijima yasuhiko-c 様(約2分)

[4K] アオダモの花・秋元園芸

苗を購入して楽しみましょう。

北海道から九州の山地に広く自生し、高さ5~15m太さ50cmほどになる ことから、日本では広い地域で楽しめるシンボルツリーとなります。

さいごに

アイダモの花、材質の特性からいろいろな用途で人とかかわってきました。ただ残念な事に計画的な栽培をしておらず、乱獲により需要に応えきれない状況が続きました。今ではNPOで資源を確保する取り組みが初められています。

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