イチゴ狩りもいいけど、自分で育てて食べる喜びを

品種のご紹介

最近はホームセンターでも、いろいろな品種のイチゴ苗が並ぶようになりました。通販の場合はさらにレアな苗が入手できるので、楽しさ沢山です。

いちご とは(おさらい)

バラ科オランダイチゴ属の多年草です。近縁にはキイチゴ属、ヘビイチゴ属などの野イチゴなどがあります。私たちが食べている実の部分は、花托の発達した花の一部で、本当の果実はその周りにある胡麻の様な粒粒一つ一つがそうなんです。現在市販されているイチゴは南アメリカ原産で、オランダイチゴと呼ばれています。

時期が経つと親株から、つるのようなものが出てきます。これを「ランナー」(「走出枝」(そうしゅつし))と呼びます。親株から長く伸びたランナーには、先端に子株が出来さらに枝は伸びていくつもの子株が出来てゆきます。

苗の更新、ランナーのうまい利用方法

ランナーを利用すると、古くなった親株を更新して新しい株で実を作り続ける事ができます。若干の工夫をすると美味しい実を長い期間作り続ける事ができます。

ランナー利用のポイント
  • 孫株、曾孫株(親から数えて、3番、4番)を利用する
  • 連作を嫌うので、ランナー株は違う場所の土を使って育成する。

ランナーの新しい株を使う事で、親株が病気に掛かっても子株まで伝染する事が少ないため、定期的な更新は有効です。根がしっかりと出て株が安定するまでピンなどで動かない様に固定すると良いでしょう。子株(クラウン)は表土浅い位置で固定してください。根が張ったらランナーを切り分けます。

露地よりポットや鉢栽培の方が、管理がしやすいです

売っている様な立派な実を作る為には、農家さんはいろいろな世話をしています。一般家庭では厳密な栽培管理はできませんが、鉢やプランター栽培にするとある程度、細かなお世話が出来て立派な実が出来ますよ。

実は日本の気候は、イチゴには合わない

日本は多雨湿潤気候に属しており、本来はイチゴの栽培に好適な気候ではないので、ビニール被覆による保温と雨除けを用いた栽培をします。そのため、移動がしやすく、管理しやすい鉢やプランターが良い実を作る一つの方法と言えます。

受粉をしっかり行わないと、きれいな形の実にならない

雌しべの先端部が未熟なまま開花するため 、均一な成長になるために花芽形成期の施肥と温度管理が大切ですが、一般家庭では出来る範囲でトライしましょう。また受粉が均一に出来ないと、食べる部分( 花托 )の肥大が弱まってしまう事で形が歪になります。小さい筆などを使って受粉を手伝ってあげると良いです。農家さんは蜂を利用して、効率よく受粉させる様です。

■苺のお花が咲きました☆人工授粉でお手伝い☆(約6分半)
あっちゃん☆ねる  様

苺のお花が咲きました☆人工授粉でお手伝い☆

栽培まとめ買いで、沢山収穫しよう

1株からはいくつかの花芽が出ます。ただし、大きくて立派な実を作る場合は全ての花に実を成らせるのではなく、1芽に3果。腋芽から出る果実で2芽3果に制限すると良いそうです。そうすると、ある程度の実を収穫するにはイチゴ苗ポットをまとめ買いするのが良いですね。

■ 日本デルモンテブランドの四季成り性イチゴ
春から秋までつぎつぎと美味しい果実ができます。果実糖度で優れる品種、甘くて濃厚な味が特長です。花芽が連続してできるので果実がたくさん収穫でき、また耐暑性にも優れています。プランター栽培も可能です。

■ 野菜苗ブランド「パナプラス」の一押しいちご苗です。
四季成りだから春から秋まで長く収穫できます。また病気に強く管理しやすいのも魅力です。特にうどん粉病やイオウ病に強いとされています。ぜひご家庭で真っ赤で甘いいちご狩りをお楽しみ下さい。

■ デルモンテ ベジタブルガーデン シリーズ
次々と大きなイチゴができる! めちゃデカ!いちご
春から秋までつぎつぎと大きな果実ができる四季成り性イチゴです。特に、収穫初期の果実が大きな品種。高温期の種子浮きが少なく、夏場でも口に種が残りにくく食べやすいです。また酸味が少なく、味のバランスが良いのも特徴。プランター栽培も可能です。

■ 蜜のような濃い甘さで、熟すと強烈な甘い香りがたちこめる味も香りもおいしいイチゴです。

■良く実る中玉系苺、家庭園芸向きで育てやすい!
1年で二度収穫!四季成りだから春から秋まで長く収穫できる!
病気に強く管理しやすい!。特にうどん粉病やイオウ病に強い!

■雪実苺(雪実いちご)ワイルドストロベリー白花 白実(丸実)スノーベリ
9センチポット植え、中国原産。丸実をおびた小さな白実を付けるワイルドストロベリー

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