まるで黄色いフジの花。ラバーナム。

品種のご紹介

金の鎖(キンクサリ)とも呼ばれ、花の姿からキバナフジ(黄花藤)という別名も持っています。海外ではアーチに仕立てたラバーナム並木が圧巻です。

植物の特徴

マメ科キングサリ属の落葉樹で原産地はヨーロッパ南部です。
5月にフジの花の様に20cmから30cmほど鮮やかな黄色の花が咲きます。斜め上方耐寒性は強いですが、夏の暑さをやや苦手です。葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生えます。

花は美しい反面、有毒植物としても知られており、特にタネには毒性の強いアルカロイドが含まれているので扱いに注意が必要です。

■キングサリの花咲く頃(4分24秒)
studio.hanabiyori

キングサリの花咲く頃    榊原郁恵 雨音に口づけを

増やし方、育て方

耐寒性があり、強健で育てやすいです。日がよく当たる場所を好みますが、夏の強い西日は当たらない所が良いです。水はけがよければ特に土質は選びません。
庭植え、鉢植えともに適期は3月です。 苗、種、挿し木で増やします。

最後に

秋にタネを採取して保存すれば、翌年3月中旬から下旬に種まきで増やす事が出来ます。キングサリのタネには毒性の強いアルカロイドが含まれているので、誤飲などがないよう取り扱いと保存に注意が必要です。

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