グルメ大国でありながら、海外では歴史ある果物でも未だあまり知られていないものが日本ではいくつもあります。その一つがチェリモヤです。甘~くさわやかな酸味。森のアイスクリームと言われています。見た目とは裏腹、なかなか日本では手に入らないチェリモヤですが一度食べてみたいという方は、今回ご紹介する通販を利用するのがお勧めです。
チェリモヤとは
品種によって大きさはばらつきがあり、直径10~15cmぐらい。
ハート形の果実にはウロコ模様が見られ、デコボコしているものや、滑らかなものまで種類によってさまざまです。見た目はグロテスクなのですが、中身は絶妙な甘さと酸味があります。
前回ご紹介した、イランイランと同じバンレイシ科ですが、チェリモアは同じような形でも、呼び方が違うのでちょっとだけ整理してみました。
選び方と食べ方
痛みや傷がついておらず、ふっくらと張りのあるものを選びましょう。以下のヒントを参考にすると、失敗なくおいしく召し上がれますよ。
熟していないものは、どの果物でもおいしくないですよね。
必ずしも購入時が食べごろのベストとは限りません。場合によっては追熟してから召し上がる必要があります。品種により色で判断が難しいので「甘い香りが漂い、さわった時にやわらかさを感じたら食べ頃」という判断が一番無難と思います。
購入して「食べごろ」ではない場合は、ご家庭で追熟する必要があります。乾燥しないよう新聞紙などで包んで常温で置いておきましょう。冷蔵庫で保存はしないでください。適温は20度前後です。
8度以下、30度以上では痛んでしまいます。
熟していると判断してから、冷蔵庫で冷やして食べましょう。
白い果肉は濃厚でねっとりと、味は甘くてやや酸味があります。
「森のアイスクリーム」とも呼ばれています。4等分くらいに切ってから、スプンで食べるといいですよ。
完熟した果実をすぐに食べない時は、新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。
日持ちしません。2~3日程度で食べきりましょう。冷凍すればもう少し長く保存できます。
育て方
育て方が難しいと言われていますが、苗は国内で販売されています。熱帯の植物なのに、夏の猛暑や強い光は葉が枯れてしまいます。
18度~25度環境が良いとされています。趣味で結実させた方もいらっしゃいます。
終わりに
見た目とは裏腹で、中身はおいしいチェリモヤ。なかなか日本の果物屋では見かけない貴重な果物です。
バンレイシ科の植物はおもしろいものがいっぱいです。
参考になったら幸いです。
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