オーストラリア原産のネイティブプランツ。エレモフィラ。

品種のご紹介

短毛が密生して植物体全体が銀色に見えるエレモフィラ・ニベア、四季咲き性で、季節によって濃いピンクから薄いピンク色の花を咲かせる、エミューブッシュとも呼ばれるエレモフィラ・マクラタなど、エレモフィラは、オーストラリアに約210種が分布する多年草です。最近は日本でも流通する様になりました。

エレモフィラの特徴

ゴマノハグサ科エレモフィラ属の常緑性多年草、もしくは低木です。
ニベア種やマクラタ種とも、樹高2~3m程度に成長する常緑性低木です。高温多湿な環境が苦手な上に耐寒性も低く、日本では大きく育つ前に枯れることが多いようです。

エレモフィラの主な花期は3月~5月です。花期になると、分枝した上部の枝の葉の付け根から、基部が筒状になった花を咲かせます。花は品種により形が大きく異なっており、丸みを帯びたものや、細長いものがあります。

ニベア種は淡い透明感のある青紫花で一季咲きでシルバーリーフとのコントラストが美しい植物です。マクラタ種は世界で最も普及しているエレモフィラで、個体によって花色が幅広く変化します。赤,白,ピンク, 黄, 紫などの色があり四季咲きです。

ニベア種は、葉がエアープランツに見られる起毛した表面なので、一度雨に濡れると乾燥しにくい構造をしています。原産地の乾燥地帯では、空気中の水分を吸収するのに適していると考えられています。マクラタ種は葉は細い披針形から長楕円形で、小さな内は少し毛がありますが、育つと無毛になるため緑葉です。

育て方

乾燥には強いのですが、過湿になると根腐れしやすいので、水はけのよい用土で植えつけ、長雨には当てないように軒下などに取り込んで管理するのが良いです。路地上では雨を避ける事が難しいので、鉢で管理するのが良いと思います。暖地であれば霜対策をして戸外での冬越しが可能です。日当たりのよい室内で、3℃以上を保って管理しましょう。

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