観て楽しむ、活けて香りを楽しむ。ロウバイ。

品種のご紹介

暑さや寒さに丈夫で、育てやすいロウバイ。12月~2月頃に黄色く香り高い花が咲きます。寒い季節に春を先取り。元気がもらえるロウバイを楽しんでみませんか?

植物の特徴

クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に分類されます。2mから4mほどになる落葉低木で中国原産です。開花時期は早生種で12月頃、晩生種でも2月にかけて半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲きます。ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があります。

花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)は、 抗菌・抗炎作用があるとして使用されます。果実は食用にならず、種子には有毒物質の「カリカンチン」を含んでいますので注意が必要です。

切り花を活けて楽しむ

香りが良いロウバイは、切り花を活けて玄関などに飾るとお客様に喜ばれます。早春を想い起こすと同時に、良い香りが皆を和ませてくれます。
花屋さんでロウバイの枝を売っています。花はポロっと落ちやすいので持ち帰る時はぶつけないように気をつけましょう。

活ける時に水に漬ける側の枝の切り口は、十文字で切れ込みを入れておくと、花が長持ちしますよ。

育てる

土壌をあまり選ばず、かなり日陰のところでもよく育ち開花する丈夫な花木なので、日陰になりがちな庭でも植えて楽しむ事ができます。幼苗は根が活着する前に-10℃以下の寒さに当たると枯死することがあるので、彼岸前には定植すると良いでしょう。

種子は極めて発芽率が良く、実生で最も簡単に育てられます。晩秋になって焦げ茶色になったさく果の中に、小豆程の大きさの種が入っています。寒さに遭わせたほうが良く発芽するので、秋に5mmほど覆土しておくと、春分を過ぎてから生えてきます。

最後に

中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。江戸時代初期に日本へ渡来し他の花木に先駆けて咲く、香りのよい花が愛され、今でも生け花や茶花、庭木として利用されています。

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