花穂が甘く香るブッドレア。チョウも好んでやってきます。

品種のご紹介

長い円錐形の花穂が特徴で、藤色を基本に白や紫などの花色があります。葉に斑が入るものや小型のものなど、数多くの園芸品種があります。花の少ない7月から10月までの長期間開花します。栽培は容易なので花木の入門種としても良いです。

ブッドレアの特徴

ゴマノハグサ科 フジウツギ属で落葉低木です。
生長すると花穂の長さが30cm以上になることもあるので、庭に植栽するととても見栄えがします。

ブッドレアの仲間は約100種あると言われ、アジア、南北アメリカ、アフリカに分布しています。日本にも「フジウツギ」と「ウラジロフジウツギ」が自生しています。
一般に栽培されるのは、中国原産の落葉低木のブッドレア(フサフジウツギ)で、花の少ない7月から10月までの長期間開花します。

園芸種として流通しているブッドレアの花の色は、紫色、白、ピンクなどの他、最近では品種改良が進み、複色のもあります。花丈が小さい矮性種も登場しています。

ポット苗で購入しても1年で1mを超えるほど生長のスピードは速く、花がらをこまめに刈り取れば、初夏から秋まで長く開花します。

育て方

種から容易に育てる事ができ、春まきで翌年から開花することが多いです。肥沃な土壌を好みます。植え付け2~3週間前に、腐葉土や堆肥などを土に混ぜて準備してから植え付けましょう。生長力が強いので、鉢植えより地植えで育てるのに適しています。ポット苗で購入後、最初の数年は鉢植えで育てることができます。

日当たりと水はけのよい場所であれば旺盛に生育し、よく開花します。春に伸びた枝に花芽を作り夏に開花しますので、3月に枝を切り戻して樹形が乱れないように管理することが、綺麗に沢山花を付けるポイントです。

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