結球しないキャベツ!。カーボロネロ(黒キャベツ)

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栄養価が高く煮込み料理によく合うイタリア野菜で、ケールの仲間でもあります。色は濃い緑色ですが、煮込んでも煮崩れしにくいですが、色は黒ずんだ感じになります。食べ頃は寒い冬から春先あたりで、甘味が増して美味しいです。

カーボロネロの特徴

アブラナ科アブラナ属の多年草ですが、栽培上は一年草として扱われます。
イタリア中部のトスカーナ地方を原産とするキャベツです。一般のキャベツの様に結球しません。葉キャベツの一種でです。ブロッコリー、カリフラワー、ケール、芽キャベツと同じ起源植物とされています。

株の中心に太目の茎があり、そこから放射状に細長い葉を伸ばします。葉は中心に太い葉脈があり、細長い形をしており、表面は細かく縮れ、葉の縁が裏側に丸まっています。

葉は一般的なキャベツよりも濃く暗い緑色をしていて、日本では黒キャベツと呼ばれています。葉は細長く縮れ、裏側に丸まっていて、表面の凹凸が強く出ているのが特徴的です。
幾つかの品種があり、葉が広いものもあります。

■採れたてキッチン#2 カーボロネロのクリームパスタ(4分弱)
本田技研工業株式会社 (Honda) 様

採れたてキッチン#2 カーボロネロのクリームパスタ

料理の仕方

味は甘味や旨味があって、ケールに比べて深い味わいがあります。
繊維が硬いためサラダなどで食べるよりも、煮込み料理や炒め物などの熱を加える料理に向きます。

育て方

冷涼な気候を好みます。
6月~10月にかけて種を撒いて、11月頃から4月頃までが収穫時期となります。植え付けからおよそ60~70日程で収穫し始められるとなっています。苗の場合は、夏の終わりに植えてます。畝にマルチを張って過湿や乾燥を避けると育ちがよくなります。耐寒性に優れていることから、霜が降りた場合でも生育し続け、冬の間も途切れなく収穫できます。

同じアブラナ科の野菜であるコマツナ、ハクサイ、ブロッコリーなどと連作するのを避けましょう。

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