知る人ぞ知る。ムクゲの多様性を解説

品種のご紹介

夏になると、庭やシンボルツリーとして映えるムクゲの花。代表的な色や形の他に多彩なバリエーションがあります。今回は、あなたの知らなかったムクゲの花を目撃するかもしれません。

ムクゲ

フヨウとは

アオイ科フヨウ属の落葉樹で 高さ3~4mになる低木です 。 花は一重咲き、半八重咲き、八重咲きのものがあり、花びらの形や枚数によってさらに細かく分類されます。世界的に植えられているので、園芸品種が多彩です。

花は白、濃紅、濃紫、青紫、ピンクなどがあり、短命で朝咲いたらその日の夕方にはしぼんでしまいます。しかし、夏から秋に絶え間なく新しい花を次々と咲かせますので長い期間楽しむ事ができます。夏の炎天下の中でも花を咲かせ、冬の寒さにもめげない気丈な花木で、北海道南部~沖縄までほぼ日本全国で植栽できます。

ムクゲ(八重)

ムクゲ と フヨウ 違いは何??

一番簡単に判断できるのは、葉の形です。ムクゲは葉の形全体が細長くとがっていますが、フヨウは五角形の形をして葉全体として丸い形をしています。

フヨウ
フヨウ(芙蓉)

よくよく見ると、ハイビスカスにも花は似ていますね。詳しくは過去記事を参照ください。【咲き誇れ!ハイビスカス。3つの素敵な楽しみ方

面白い品種、珍しい品種は要チェックです

色や形がいろいろ楽しい品種がいっぱいあります。根が横に張らず、強い刈込にも耐えますので、庭木にもってこいですね。

最後に

樹皮を乾燥させたものは、 木槿皮(もくきんぴ)と呼ばれる生薬、花を乾燥させたものは木槿花(もくきんか)という生薬です。観賞用以外にも利用価値があるのですね。ちなみに韓国の国花としても有名です。

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