生で頬ばり、ジャムで優雅な時間。みんな笑顔!ブルーベリー。

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ベリーと言われている果物は沢山ありますが、なかでも一番みんなが思浮かべるのは、やっぱり「ブルーベリー」。ブルーベリー狩りの体験も楽しいし、大粒の実をみんなで頬ばるのも良いですね。
最近は育てる環境に合った品種がいろいろありますから、自宅で楽しむのも実用範囲です。

おいしい! ブルーベリーの特徴

ツツジ科スノキ属で、北アメリカ原産の低木果樹の総称となります。
種類は200~300種ありと言われています。この仲間の植物は、北半球の各地に自生する種類があり、日本にはクロマメノキ、ナツハゼ、シャシャンボなどが知られています。栽培品種の成木の樹高は 1.5 から 3m です。

春に白またはピンク色の小花(10コ前後)を花房でつけ、4月上旬から約1ケ月間開花します。
開花後に子房と花たくの発育した小球状の液果ができます。緑、赤、青と色を少しづつ変化させて、成熟すると紫黒色(青藍色)になり、果面に白い粉を被ります。大きさは1~4g程。熟期は品種によって異なりますが、6月上旬~9月上旬まで続きます。

秋になると紅葉します。種類により10月の中旬から遅いものでは12月から年明けまで楽しめます。寒い地域は落葉します。

栽培されるブルーベリーは、大きく「ハイブッシュ系」と「ラビットアイ系」に分けられます。
近年では、ハイブッシュ系をさらに「ノーザン・ハイブッシュ」、「サザン・ハイブッシュ」、「ハーフ・ハイブッシュ」の3種類に分けています。実の大きさ(粒)は、ハイブッシュ系のほうが大きく、果皮も柔らかく優れていると言われます。野生種は「ローブッシュ系」と呼ばれており、背丈は20cm~40cm程で低く、果実も小さめです。

生食を楽しく、加工品を作る

季節を通して楽しめる冷凍ベリーなら、日本ではなかなか手に入らない野生種も楽しめます。
まずは生食を頬張る幸せと、シロップ漬けのおいしさを楽しんでみませんか。興味をもったら、ジャムをつくったり苗を育てて、より深くブルーベリーとお付き合いすると楽しいですね。

育てやすいぞ! 簡単な育成概要。

植え付けは、3月初旬の新芽が動く前までの真冬を除く11月~3月頃の芽が動き出す前の落葉期が植え付けの適時です。季節を感じ、開花に喜びを感じ、夏に実を収穫し、秋の紅葉を楽しむ。
さあ、苗をさがしてみましょう。

1品種の苗木でも結実はしますが、たくさん収穫したい場合は同一系統の2品種を植えるとよいです。ハイブッシュ系の熟期は6月から7月中旬が中心で、ラビットアイ系は7月中旬から8月下旬くらいなので、長く収穫を楽しむ為には両種を植えると良いですよ。

■酸性土壌
ラビットアイ系:樹勢がハイブッシュ系より強く普通の土壌でもある程度育ちます。
ハイブッシュ系:土壌酸度を調整しないと非常に育ちが悪くなります。

ハイブッシュ系は酸度調整をしないとうまく育ちません。ピートモスなどを使ったり、露地植えしない場合は「ブルーベリーの土」を購入するのも良いでしょう。

■育成地域
関東以北:ノーザンハイブッシュ系
関東以南:サザンハイブッシュ系、ラビットアイ系
北海道 :ノーザンハイブッシュ系 ローブッシュ系

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