梅に恋してウメ尽くし。知的なあなたに好奇心な情報。

収穫

夏を前にして大活躍する梅の実。だれもが知っている梅を再発見して楽しく、健康に過ごしてみませんか。

ウメのおさらい

バラ科サクラ属の落葉高木です。花は観賞用にも利用され、梅園などでは白梅、紅梅や、ひとつの枝にランダムに咲くものなど、甘い香りと共に一足早く春の便りを楽しむ事が出来ます。実は様々な用途に加工されています。さらに、樹皮はサクラ同様に染色に使われ、昔から人とのかかわりが深い木です。

注意が必要なのは、ウメや近縁のアンズやモモなどのバラ科植物の葉や未熟な果実や種子には 青酸が含まれているので、そのまま食べるのは控えた方が良いです(大量に摂取すると危険です)。私たちが梅干しや梅酒に未熟の青い実を使いますが、アルコール、塩、天日干しにより毒性は低下しています。

ウメの分類

・花ウメ 観賞価値の高い花を咲かせる
野梅系(八重寒紅、思いの儘)、緋梅系(紅千鳥)、豊後系(楊貴妃)がある。このほか枝垂れ系の楊貴妃などもある。

・実ウメ  薬や食品加工用に向く良質の実をつける
 南高、 古城、玉梅、白加賀、豊後、鶯宿、月世界、甲州最小などが有名

あくまでも実用的な分類方法なので、実ウメでも観賞用に優れているものもあります。

ウメの加工品を一気にご紹介

皆さまご存じの「ウメ製品あるある」から、ちょっと珍しく触手が動くようなものまでご紹介します。

なんといっても、梅干しでしょ

作り方は、Cook Pad 等で好みの作り方を見て頂くのが良いですが、以下のポイントを見てから調べると、選択の幅が広がりますよ。

・実の大きさしっかりとした大ウメを使ったボリューミーな梅干しや、小梅を使った少量食べ切りタイプの梅干しなど好みで作りたいですね。


・しっとりとした梅干しは日干し後にも取り入れずわざと夜露に当てる事でできますし、夕方に取り入れると割と果肉がゆるくない梅干しになります。


・減塩梅干しが好まれる傾向にありますが塩を少なめにするとカビが発生しやすくなるため、焼酎を加えてカビを防止しながら作る方法もあります。


・好みで赤ジソを使って着色する場合は、事前に塩もみをしてあくを出します。何度か漬け込みと日干しを繰り返すことにより次第に染まってゆきます。

なんといっても梅酒でしょ

梅酒はホワイトリカーと氷砂糖で漬け込むのが定番なのですが、最近はホワイトリカーの代わりに、ウィスキーを入れいる方法も人気がありますね。

いやいや、ウメジュースでしょ

お子様や家族で楽しめる、ウメの飲み物はやはりウメジュースでしょう。氷砂糖と青梅を瓶に入れておくだけで、自然に実から水分が出てきます。これを水やサイダーで割って飲むと、ウメの爽やかな酸味と氷砂糖の甘さで梅雨の体調不良を吹っ飛ばすおいしさ間違いなしです。

ウメジャムも捨てがたい

甘酸っぱいのがお好きな方は、ウメジャムもいいですね。少量から作れますので、鉢栽培で少ない実の収穫でも作れます。

ウメ菓子はいかが?

甘酸っぱいウメケーキ。こんなびっくりケーキがあるのですね。

ウメ果汁から作ったゼリーを葛切り風に仕立て上げました、冷やしてツルっとのど越し良いです。ぜひご賞味あれ。

そして梅酒で漬け込んだ後に不要になったウメは、意外とおいしいのです。お菓様にピールに加工するもよし、カリカリ食べるのも良し。※アルコール含む

最後に

ウメは観賞用・染色材から食用・加工用として幅広く、人々に愛されているのですね。そして日本人の心、ウメの盆栽。わびさびがたまりません。
さて木に登って実を採る事が出来なくなった高齢者のお宅では、タワワに実っている状態で放置されている所を見かける様になりました。地域で共に暮らす為の助け合いがこれからますます必要になると感じます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました