帰ってきたら、水やりが終わっている幸せ

園芸資材

日が照り付ける季節が始まりました。
ちょっと待ってね、帰ったら水あげるね。これで失敗した方が多いのではないでしょうか。今回は「外出時に助かる~」。自動水やり器(散水タイマー)の特集です。

水をあげたつもりでも足りない事、あるあるですね

日が照り付ける時期は、日中は途中温度が高いので根が焼けてしまう事があるので、朝か夕方に水やりするのが一般的に良いのですが、水のやり方は意外とコツがある様ですよ。

一度だけの水やりだと、しっかり底まで水が浸透しない事も

上の写真は、バナナんぼが育てているバナナ鉢です。十分に水を与えた(と思って)後に、鉢から抜いてみたところです。なんと、表面に近い所しか土が湿ってません!

そうなんです。じょうろで同じ個所にずっと水を与えると、表土が流れ出す事もあるので、鉢表面に水が溜まったらそれで水やりを良しとしていたからなんですね。

底から水が流れ出るまで「たっぷりと」与えてくださいなんていう説明は、皆さんならタコ耳ですよね。でも、ある程度水を与えていない鉢の場合は、土自体が水に馴染みづらくなっており、水を与えても周囲を潤さないままストレートに鉢底に水が出てしまう事も多いのです。

それなら、どうしたら十分に水が行きわたるの??

プランターや小鉢など、小容量の入れ物は土の中が乾きやすいです。
そのため一度与えるべき鉢等に全て水をやったら、また同じ鉢に水を与える事を繰り返し何回も行ってみましょう。急激に一つの鉢に水を与えるより数回に分けて少量の水を与える方が、水を十分に鉢内になじませて浸透させることができます。

じっくりと水やりが出来ない場合の、お助けマシン

毎日水やりが難しいあなた。自動水やり器を使えば枯らせずに管理ができます。 機械を利用した場合の良いポイントは次の様になります。

水やり機の利点と機能
  • 好みの時間で水やりできる機種が多い
  • 散水量が加減できる。ぽたぽた散水が出来る機種も
  • 水道水を利用したり、タンク式など場所を選ばないタイプも
  • 電池駆動型、ソーラーパワー型など自然に優しいものも
  • 散水指示やモニターが携帯から出来る専門型もある

取り付け方(水道 水圧利用型)

多くの商品が、水道の蛇口に取り付けるものが多いです。蛇口の形状はいろいろあるため、多くのアダプターが添付されています。この製品の短所は、蛇口から限られた長さまでしか管を引けないため延長パイプ等の長さをしっかり確認する事をお勧めします。

中には水道管と接続せず、一旦水を貯めたタンクから水を供給するタイプもあります。こちらは水道口に接続しませんので、場所を選びません。

終わりに

今回は水やりのお助けマシン、自動水やり機(散水タイマー)をご紹介しました。給水部分がミニスプリンクラーの様なものや、土に挿してぽたぽた落ちるものなど、いろいろ工夫されています。目的に合わせて商品を検討してみてはいかがでしょうか。

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