コンパクトで結実まで可能。ミニドラゴンフルーツ

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コンパクトで、小さな鉢で楽しめるドラゴンフルーツがあります。サボテンの仲間ですが、市販されているドラゴンフルーツ(ピタヤ)とは別の種類です。石化月下美人という名で販売されている事もあります。

ミニドラゴンフルーツとは?

サボテン科エピフィラム属で、主に熱帯のアメリカを中心に分布しています。
学名は、Epiphyllum phyllanthus(エピフィラム フィランサス)で、園芸植物として親しまれている「月下美人(Epiphyllum oxypetalum)」の仲間です。

ジャングルで樹上に着生する森林性サボテンの一つで蔓状に生長します。夜咲き品種なので夜に美しい白色の花を咲かせ(一日花)、その後ドラゴンフルーツに似たピンクの可愛らしい実を付けます。自家結実性があるので1本でも収穫を楽しめます。

【開花 前】

【Pingu Banana 宅の開花後の ミニドラゴンフルーツ】

本種の仲間で、魚の骨を想起させる姿からフィッシュボーンカクタスと呼ばれるエピフィルム・アングリガー(Epiphyllum anguliger)も、近年、観葉植物として人気が高まっています。
ちなみにドラゴンフルーツはサボテン科ヒモサボテン属の三角サボテン等の果実になります。

実は食べられますが、収穫タイミングが難しい

結実した実は種ごと食べられます。お店で売られている「ドラゴンフルーツ」は淡白な味わいですが、ミニドラゴンフルーツは完熟するとメロンに似た香りと味がするといわれています。ただし、未完熟で収穫すると青臭い味だったり、苦みを感じたりするので収穫のタイミングが難しいようです。

【未完熟の状態】

果実全体が赤紫になってから収穫してみましょう。

育て方

越冬温度の目安は5℃以上です。森林の日照量に似た環境に似せて、多少日陰であり明るく暖かい場所が適しています。鉢土の表面が完全に乾いてから水を与え、生育期間の春から秋にかけては定期的に液体肥料も施します。

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