ほっそりとした優雅な形と香り、フリージア。

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芳香があり、切り花としても人気が高いフリージア。春に開花したあと、夏に地上部が枯れて休眠します。6~12輪くらいの花を穂状に咲かせ、一重と八重があり、花色も豊富です。特に黄花と白花は香りが強い傾向にあり、病気にも強い傾向があります。

フリージアの特徴

アヤメ科フリージア属の総称です。半耐寒性の球根植物で、アフリカ南部のケープ地方が原産と言われています。

スイセンのような細長い葉を10枚ほど出した後に、3から4月頃に6~12ほどの花を茎に連ねるように咲かせます。草丈は50cm~80cmほどで花色は黄色や白のほか、紫やピンク、濃いピンク色、ツートーンカラーなど多様です。八重咲きの品種も育成されています。

アフリカ原種である黄色、白色のフリージアはキンモクセイの様な甘い香りがします。紅・紫系は黄花種ほど強くはないですが甘酸っぱい果物の香りがします。

育て方のコツ

耐寒性はさほど強くありませんが、暖冬の年は関東地方以西であれば戸外で冬越しします。日当たりと風通しのよい場所で育てます。冬には3℃以下にならない場所が理想で、鉢植えであれば、冬は軒下や室内など霜の当たらない場所へ移します。

フリージアの球根は気温が23~25℃くらいになると発芽し、約30℃に保つと冬になっても発芽しない性質があります。

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