南国リゾートのような雰囲気を提供してくれるソテツ。最近はインテリアとして室内で楽しまれる方も増えています。お庭に、お家のインテリアとして利用しない手はありませんよ。
ソテツ(蘇鉄)とは?
ソテツ科、ソテツ属の常緑低木です。台湾、フィリピン、オーストラリア、アフリカなどに分布しています。 沖縄、南西諸島にも自生しており、それらは日本固有種なのだそうです。雄雌異株で成長は極めて遅く、春に新葉を出します。
雌花は6月~8月頃に開花し、先端に赤い種子ができます(有毒です)。暖地では庭木や公園、街路樹などに植えられます。 しかし、10年に1度と言われるほど、開花するのはまれです。
太古の昔、恐竜がいた時代(ジュラ紀)から生き延びている蘇鉄は、やせた土地や乾燥にも強く根にはシアノバクテリアと共生しているため、空気中の窒素分を固定したものを肥料として利用しています。
鉢植えとしてのソテツ
多くのソテツは寒い時期でも麻の布や寒冷紗でカバーして保護すれば霜に敏感なこれらの種も寒さを乗り切る事が出来ます。
小さくコンパクトに育てる場合は、あまり手がかかりませんが、ある程度大きく育てたい場合は大き目の鉢に植え替えてゆく必要があります。
植え替えタイミングは、5~9月の成長時期です。
水はけの良い場所を好むので、通気性の良い鹿沼土、赤玉土、軽石なども混ぜると良いです。出来るだけ日の当たる所が良いです。
ソテツ科の植物で知っていて欲しい事
オニソテツ属は非常に品種が多く、個性的なので人気が高い様です。しかし稀少性などのためにCITESという国際取引に関する条約では、オニソテツ属全種に国内での譲渡や販売時に株単位で「登録票」が必要と定められています。購入時にはそれらの確認が必要となります。
おしまいに
ソテツ属、オニソテツ属をご紹介しました。ぜにチェックしてみてください。
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