色彩の豊かさは天下一品!!開花コントロールも容易なグラジオラス

品種のご紹介

原種を改良に改良を重ねて出来上がったこの園芸植物は、色彩のバリエーションが非常に富み、植えてから100日程度で開花するため、開花コントロールも容易という優れた特性があり、世界中に愛され育てられています。あなたも、お気に入りの色を捜してみませんか?

植物の特徴

アヤメ科グラジオラス属の総称で多年草です。地中海沿岸地方から南アフリカ原産の野生種から選別した約250 種を改良して、人工的に作り出されたものだそうです。球根の大きさは4~5cmですが、そのわりには大きな剣状の茎が出て高さ70cm~1mにも達しますので、支柱を立てないと倒れてしまう事があります。

花色が豊富で、あらゆる花色が楽しめます。花弁もフリンジ咲き、平弁咲き、反転弁咲き、受け咲きなどがあります。さらに花の大きさも、巨大輪から極小輪咲きまでと変化に富んでいますのでバリエーションが非常に多いのが特徴です。2週間くらい咲いています。

花の季節は、球根を植える時期によりコントロールできるという特徴があります。これは抑制栽培といわれるもので、球根を植えてから100 日後ぐらいで開花します。

グラジオラスの花壇はまるでパレットに、ありとあらゆる美しい絵の具を一面に広
げたようで、色見本帳でもこの色彩の豊富さには叶わないと言われています。

切り花として利用が多いのですが、根を湿布薬にしたり、種子を粉にして、胃腸薬などにしていたそうです。

好みの色を選んで、育ててたのしみましょう。

グラジオラスを育てるのはそんなに難しくはないです。ただし、毎年咲かせるとなるとコツを知らないと難しい様です。地中海原産の花の例にもれず、酸性の土壌を嫌うので、毎年石灰を与えるとよい結果が得られるそうです。
春咲と夏咲があって、夏咲のほうが品種が豊富であるものの、春咲の方が草丈も花穂も小さく、花も小振りで可愛らしいです。

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