冬に育つ多肉植物の中でもよく目にするのがアエオニウムです。生長すると葉っぱが下方から枯れて、一輪挿しのような見た目になります。その姿の美しさから、お部屋の彩りや庭のアレンジメントとして人気のようです。
植物の特徴
ベンケイソウ科アエオニウム属の植物の総称です。亜熱帯地域が原産で、カナリア諸島や北アフリカなど気候の穏やかなところに自生しています。
株が幼い時はロゼッタ状に茂った葉っぱが株元にありますが、生長するにつれて茎が伸びて葉っぱが枯れ落ち、茎がすっと上に伸びて一輪挿しのような姿になります。品種によって葉っぱの色も様々で、斑が入るものもあります。
秋~冬にかけて、小さな花を葉っぱの間から咲かせますが、咲き終わると株自体が枯れてしまうことが多い様です。
夏場は休眠するため、葉は縮こまり下葉をボロボロ落としますが、枯れたのではありあせん。なるべくエネルギーを使わないような工夫なのだそうです。枯れていると思って、沢山お水を与えるとかえって枯れてしまいますので注意が必要です。
さまざまな、かわいらしい品種があります。
約35~40もの原種が存在しています。そしてたくさんの園芸品種が生み出されています。大きさや葉っぱの色は様々で、斑の入るものや、紅葉を楽しめる品種もありますよ。
最後に(管理の仕方)
季節ごとに、置き場所や水の量を調節することが大切です。乾燥した環境には強いですが、寒さや暑さには強くありません。生育適温は8~25度くらいです。特に夏の休眠期には、一切水をやらず日陰で休ませてあげるよ良い様です。
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