多彩に品種改良されてきたチューリップ。実は食用も存在しますが、全て食べられる訳ではありません。確認せずに摂取すると危険です。観賞用には品種が多く楽しくなりました。
植物の特徴
ユリ科チューリップ属です。原産地はトルコと言われています。 数百品種のチューリップが存在します。バラと同様に 多くの育種家によって青いチューリップの開発が進められているが、花弁全体が青い品種は発表されていません。
品種改良には種から育成しますが、種から開花までは5年掛かるそうです。
食用チューリップが存在する。
般的な品種のチューリップはアクが非常に強いため、とても食べられたものではないそうです。また、園芸店で売られている球根は薬剤処理されているので、健康面を考えても敬遠したほうが無難でしょう。チューリップの球根や花にはツリピンという毒素が含まれています。これは食べることで心臓に作用をもたらす毒であり、無理して食べたら最悪死に至ります。
海外で販売されている食用に品種改良したものは、アクの量が少なくツリピンが含まれない、チューリップなんですね。残念ながら国内では入手困難です。
■Edible Plants(約2分)
Blanche Cybele Derby 様
珍しい種を育ててみよう。
園芸種品種が多用なチューリップですから、特徴的なものをご紹介します。
水栽培もおもしろい
お庭で育てるだけではなく、水栽培ですと簡単に観賞ができます。 チューリップの球根は、一定期間、低温を経験することで開花が促されます。5℃程度の低温で6~8週間くらいが必要とされています。家庭でこの処理を行う場合は、冷蔵庫と梱包材を利用して、低温にあてていくとよいでしょう。
■チューリップの水栽培 (約5分)
aoitulip G+ 様
ヒヤシンスやチューリップ、サボテンの水栽培用のガラス製バブルベースです。色とフォルムがきれいです。切り花を飾るのもおすすめです。
ブーケもステキ。プレゼントにいかがですか?
チューリップのブーケは、可憐すぎず飽きの来ない不思議な組み合わせ。貰った側も長く飾って楽しめます。
花が咲いたあとに、球根を太らせよう。
花が終わったチューリップは、球根を肥大させるために、葉と花茎はそのまま残し、種ができる子房(花のあったところ)を手で摘み取りましょう。これにより、種を作ることに費やされるエネルギーを、球根に蓄えることができます。この後は、葉が黄色く変色するまで水やりは通常通りに行います。葉が枯れ出したら、枯れた葉は取り除いて構いません。 掘り上げた球根は土を落として、日の当たらない風通しのよい場所で乾燥させます。
最後に:花を楽しむには特性に注意しよう
5000種以上ある園芸品種があるチューリップ。早生、中生、晩性がありますので、楽しみたい開花時期に注意して購入するのが良いでしょう。
コメント