たわわな実、マンリョウ(万両)は鳥も大好き

品種のご紹介

実の多さで、十両、百両、千両なども、秋から冬にかけて売り出されますが、それぞれ違う植物です。たわわに実った赤い実は鳥さんも大好き。鳥害に気を付けながら観賞を楽しむと良いですよ。

植物の特徴

ヤブコウジ属の常緑小低木で、暖地の林に自生します。冬に熟す実が美しいので、千両とならんで正月の縁起物として親しまれています。 江戸時代から実色が違ったり、葉に斑が入ったり縮れたりするものなど園芸化が進んだ古典園芸植物です。 鉢植えで販売されますが、野生では樹高が2mほどになる事があります。

関東以西では路地植えができます

半日陰で湿潤な環境を好みます。赤実が基本ですが白実、黄実などが知られています。また葉に斑のはいるものや葉の形の変わったものなど園芸品種も多数存在します。班入りは成長が遅く実がつきにくい品種もありますので、鉢植えで管理するほうが良いと言われています。

■夫婦マンリョウ
夫婦は、1つの鉢から赤い実と白い実を同時に楽しめます。濃い緑色の葉に、鮮やかな赤と白の実がとても良く映えます。改良品種のため、通常より大きめの実を長くつけます。晩秋に実がなるので、花が少なくなってくる晩秋や冬の庭を華やかに彩ってくれる貴重な存在です。夏には小さな白い花を付けます。

鳥さんに食べられない対策

野鳥は秋になると実が生る場所をチェックしていて、一番おいしい時期に一気に食べてしまう傾向があります。毎年被害にある所や、数年に一度やられてしまう事もある様なので、油断禁物です。網をかけるなどの対策をした方が良いですが見栄えが悪くなり悩みどころですね。

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