食事を引き立てる、すっぱ~い、スダチ

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レモンと共に、酸っぱい味覚が目的のスダチは、食材の味を引き立てます。今回は緑色の柑橘果実のスダチを特集します。

スダチの特徴

徳島県が産地のミカン科の常緑低木です。 果皮が青い未熟果のうちに収穫し出荷されます。熟すとミカンと同様に黄色くなりますが、青い実が好まれ、 香酸柑橘類(酢ミカン)として分類されます。酸味や独特の香りが利用されます。

スダチの花

鍋料理の具や焼き魚、刺身、焼き松茸などに果汁をかけて利用されます。果汁は食用酢としても用いられ、酢の代りに酢の物の材料として利用されます。

青い果実の外皮部分を薄く切ったり、おろしでおろして薬味として利用されます。似た柑橘では「カボス」が有名だがスダチの方が小さい(ゴルフボールくらい)ので簡単に見分けができます。

スダチとカボスの違いをもう少し解説

スダチはライムのような香り高い酸味が特徴です。香りを楽しむため、特に皮の部分をお吸い物や松茸と合わせると上品な香りが楽しめます。 一方かぼすは、香りが控えめで、爽やかな酸味です。さっぱりとする酸味を活かす料理や大きな実に含まれる果汁をジュースにされます。

旬のものをゲットするには、苗を育てるのも良いです

苗を育てるのは、単に実を収穫するだけでなく、開花した時の花のフレーバも楽しめます。柑橘の花は香料にも利用される良い香りがします。耐寒性があるので 関東以北でも温暖であれば地植えで栽培ができます。大ぶりの鉢やスペースが狭い場所でも育てやすいですよ。種なし品種もあります。

おしまいに

果汁なども販売されていますが、実を購入したり収穫したものをその場で絞って料理を頂くのは多少手間がかかりますが、香りも格別で料理がさらにおいしくなること間違いなしです。ぜひご活用ください。

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