茶摘み体験、茶葉作り、フレーバーティーの楽しみ方

収穫

茶畑では若葉が伸び始め、一番茶の収穫が始まります。茶摘み体験で持ち帰った茶葉を使って、緑茶や紅茶を作ってみませんか?
またフレーバーティーの作り方や商品のご紹介もします。買ってきた茶葉でオリジナルティーを作るのもたのしいですね。ちょっと変わったGWの過ごし方をご提案します。

各地の茶摘み体験

おすすめ茶園を紹介しているサイトがありますので、今からチェックして体験してみるのも楽しいですね。

【全国版】お茶摘み体験ができるおすすめ茶園https://agripick.com/712

フレーバーティーの作り方

紅茶や緑茶の茶葉をベースに、香料、花、果皮などや、キャラメル、チョコレートなどの香りやスパイスを付加した物になります。

フルーツティー

レモンやオレンジ、ユズなどの柑橘系は、乾燥させた果皮を茶葉に混ぜるだけです。好みで皮だけや、薄く輪切りにして風通しの良い所でパリパリになるまで乾燥させ、ハサミで細かくカットしたものを、茶葉と混ぜて抽出します。

最近は鉢栽培で購入したその年に結実する柑橘苗が販売されていますので、安心安全なフルーツティーが作れます。

バニラ、アーモンド、ミント

市販のバニラエッセンスを使えば簡単にフレーバーティが楽しめます。茶葉にオイルをかけるのではなく、紅茶を入れたカップに直接オイルを数滴落として楽しみます。

スパイス

市販のスパイスを好きな量を加えて召し上がってみてください。スパイス単独でも楽しいですし、上記のティーに合わせても味わいが出ます。

  • シナモン:甘く優しい香り
  • カルダモン:カンキツ系に似て、さらに刺激的な香り
  • クロコショウ:香りと苦みの味わい。ミルクティーに合う
  • ショウガ:爽やかな香りと苦み。チューブタイプでも代用できる
  • ナツメグ:エキゾチックな香り。ミルティーに合う
  • ミント:爽やかさがステキ
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茶葉づくりをあなたにも

茶摘み体験でゲットしたフレッシュな葉から、ご自宅で緑茶や紅茶を簡単に作る事ができます。一芯三葉と言って、摘み取り方は先の細い若葉を含め3枚分までの所でポキットちぎり取ります。緑茶は電子レンジでチンして手もみ、紅茶はオーブンを使って手もみするのが美味しく頂けるコツとなります。

緑茶は電子レンジと手もみで

摘み取ったら出来るだけ早く取り掛かりましょう。

1)蒸す

よく水を切り、耐熱皿に載せて電子レンジで約2分間チンします。蒸した状態と同じ状況になります。

2)揉む

やけどしないよう気を付けて、強くもみます。葉に含まれる水分が出てきますので、絞り捨てながら2、3分ももます。

3)乾燥

再度電子レンジで、1分チンします。
2)もむ、3)乾燥を5,6繰り返します。徐々に水分がなくなり、パリパリの茶葉になったら出来上がり。

紅茶は揉んだあとオーブン必須

1)ゆっくり水分を抜く

日陰で風通しのよい場所に竹ザル等で、葉を薄く並べ、時間をかけてゆっくりと水分を落としていきます。茶葉が重ならないように薄く並べましょう。少ししおれた感じになれば終了です

2)揉む

ドンブリかボール一杯の茶葉をまとめて玉にし、洗濯板で洗濯をする要領で揉むと良いです。揉んだ後は、茶葉をしっかりとほぐしてください。一旦乾燥して固まるとほぐせなくなります。

3)発酵させる

ボールにいれた状態で置いておけば十分です。
濡れたタオルなどを葉に触れない様にボールの上にかけておくことがポイントです。茶葉が茶色になるまでやる必要有りません。次工程で熱を加える時に発酵が進みます。ファーストフラッシュは数時間、オータムナルは半日も発酵すれば十分です。

4)発酵止め

酵素を失活させ、これ以上発酵しないようにする必要があります。
オーブン内温度を120-140℃に設定して十分に予熱します。ここに薄く広げた茶葉をいれ、10分間だけ加熱します。茶葉は10分経過した時点で即オーブンから取り出します。10分以上加熱すると茶葉の水分が無くなり焦げてしまいます。

5)乾燥と保存

ヘアドライヤーやウチワでしっかりと乾かしてください。時々手で茶葉を確認しながら、パリパリになるまで行ってください。

終わりに

ちょっとディープな茶摘みから茶葉の作り方までをご紹介しました。体験するのもよし、試飲を楽しむのも良し。GWに優雅な時を楽しんで頂ければ幸いです。

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