ドラセナの仲間で、細く鋭い葉をもつスタイリッシュなコンシンネをご紹介しましょう。前回ご紹介した幸福の木(ドラセナ・フレグランス ”マッサンゲアナ”)も同じドラセナの仲間で、「真実の木」とも呼ばれています。
ドラセナとは「メスの竜」
ドラセナは ラテン語で「メスの竜」という意味です。 いくつかの種は、真っ赤な樹液を出すものがある事に由来します。その竜血を採取できる木であることから「竜血樹(ドラセナ)」という名前が付けられたそうです。
この樹液をドロップ状に固めたものを「竜血」と呼び、アラブやインドの商人たちによって取引されていました。これは今でも、バイオリンの赤茶色の原料として使われています。
■参考
高橋ヴァイオリン工房 様ブログ 「ニスづくりで炎上」
ドラセナの特徴
葉の形や色合いが多彩で美しく、幹が柔らかくアレンジしやすいことから、個性的な樹形をした観葉植物として人気があります。温かい地域であれば地植えにしても楽しまれます。今回はコンシンネをご紹介します。
コンシンネもいくつか園芸品種があり、総称としてコンシンネ、またはマジナータと呼ばれています。
■レインボー
ドラセナ・コンシンネが突然変異して生まれました。葉の赤みが強く、虹のように見えることが命名の由来です。コンシンネの中でも特に人気があります。
最後に
ドラセナは様々な園芸種があり、多様性には驚かされます。また機会をみつけて他の面白いドラセナをご紹介したいと思います。ショップや会社のインテリア、自分の部屋などに飾って、くつろぎの空間にお役に立てる植物ですね。
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