屋久島から沖縄までの日本南西諸島に分布する日本特産種のチドリの仲間です。
様々作出されて、花模様や全体の色合い、班入り葉もでてきました。絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
ひっそりと咲く事が魅力。野生ラン、オキナワチドリの特徴
ラン科ヒナラン属の多年草です。
屋久島から沖縄までの日本南西諸島に分布する日本特産種のチドリの仲間です。九州南部から沖縄に分布し、海岸近くの岩場や草地、芝生に生える多年生の野草です。草丈10~15cmくらいになります。沖縄で発見され、花姿が千鳥に似ることに由来しています。
早春に、茎が細い匐枝の先端につく楕円形の塊根から出てきます。
葉は根元に2~4個ついて、長楕円形でやや幅広く、長さ 4~8cm、幅 1.5~2.5cm くらいになります。春には淡い紫紅色の花を咲かせ、花は長さ1cm前後で唇弁に紫紅色の斑紋が入ります。
夏場は地上部が枯れて休眠します。
育て方
寒さには弱く冬場は保護が必要で、明るい場所を好みます。
日中15~20℃くらで、夜間は5~10℃程度あれば問題なく育てられる様です。短時間であれば0℃近くの低温にも耐えますが、霜に当てると枯れてしまいます。
夏の休眠時は、25℃以下で湿った状態にすると夏のうちに発芽してきてしまうので、寒冷地で夏越しさせる場合、やや乾燥気味にするのが良い様です。
コメント