梅雨に入る前に、自らの生命力を花に集中したかのように咲き誇る花木、キョウチクトウ。白・ピンク・赤・黄色の花が、夏いっぱいまで花を楽しめます。
キョウチクトウ(夾竹桃)
葉は竹に似て細長く、花は桃に似ている事からこの名前がつきました。花はピンク、黄色、白など多くの園芸品種があり、八重咲のものもある。時期になるとまとまって一気に咲くので、ボリュームのあるシンボルツリーになります。
乾燥や大気汚染に強いため、緑化樹として公園や高速道路などにも植えられています。
■okinawaBBtv】沖縄の花 〜キバナキョウチクトウ〜(1分50秒)
okinawaBBtv 様
美しいものには、毒がある?
夾竹桃は、花、葉、枝、根、果実などのすべての部分に毒があります。また周辺の土にも毒性があります。体内に入ると心臓発作や下痢、痙攣などを引き起こします。 家畜が食べたり、また子供が触らないように気をつけましょう。 美しい花には棘(毒)があるのですね。
剪定した枝も注意が必要です。ゴミ出しする場合は各自治体にご確認ください。焼却処分は家ではやらい様にしましょう。
育て方
もともと暖かい地域の樹木なので、植えつけ後、発根するまでのある程度の期間、土の温度が下がらない時期を選びます。いったん根付くと寒さに強く、東北の南部でも戸外で越冬できる庭木に育ちます。 取り扱いを気をつければ、お手入れも少なく育てやすい植物です。
最後に
毒をもつシンボルツリーなのですが、扱いに注意さえすれば毎年、ボリュームある花を楽しめます。
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