ツリートマト、トマトの木よも呼ばれる。タマリロ。色や形がどことなくトマトに似ています。日本でも栽培可能で苗も販売され始めています。
あなたも、ぜひ珍しいフルーツを楽しみませんか?
植物の特徴
ナス科ナス属の常緑小木で果実は食用として利用されます。
原産地は、南米のペルー・エクアドル・ボリビア・コロンビア・チリなどです。現地では樹高が最大で6mほどになりますが、栽培する場合は剪定により低木にして栽培されます。
6月に花が咲き、8~10月に赤くなったら収穫です。果実は約2~8cmくらいで、つるりとしたたまごのような形をしています。実が黄色の品種もあります。
■タマリロの紹介(英語:2分)
IDP
食べ方
パッションフルーツとトマトとキウイフルーツの中間でピリッとした味と評されています。果汁は少なめで、ゼリーみたいな果肉をいただきますが、皮は食べられません。スプンですくって食べる方もいます。そのままや砂糖をかけて生食で食べたり、煮込み料理やチャツネ、コンポート、ババロアなどにも加工されます。
■サルサソースの作り方(英語:3分40秒)
ourProduceGuy 様
■小さな森のトマト(ベトナム:6分半)
さまざまなタマリロの料理が紹介されています。ここのタマリロは放任栽培です。
Tây Sơn Thôn Nữ Langbiang 様
栽培方法
若木は根張りが浅く、風や降霜の影響を受けやすい為、栽培には支柱やマルチングを必要とします。樹齢2年目で結果します。冬は0℃より下がらない場所で管理をすると、何年も長い期間、収穫できます。
種から育てる場合
3~6月頃に種蒔きます。気温が20℃以上になると、発芽しやすくなります。より発芽しやすくなるように、種を24時間水に浸してあげることが重要です。種の上に伏せる土は、1cmくらいです。
剪定をして、沢山花芽を付けさせましょう
草丈が50〜60cmになったら、剪定をしてあげましょう。主枝を剪定することにより、脇芽が伸び、より大きな木へと成長していきます。
コメント