ゴールデンウィーク前後に白やピンク色の大きな花が咲く、花ミズキ。緑のみずみずしい葉に、目立つ花が印象的です。庭木に人気な花ミズキの特集です。
ハナミズキは、ミズキの仲間
まず名前の由来ですが、ミズキというミズキ科ミズキ属の落葉高木がありまして、春に芽生える頃に沢山の水を吸い上げる事から、水木と名づけられました。このミズキの仲間で花が目立つことから、花ミズキと名が付いた訳です。北アメリカ原産。秋には紅葉が楽しめます。
4～10mくらに大きくなります。 どの品種も寒さや暑さに強く、乾燥にも強い樹木ですので人気があります。 沖縄から海道まで日本中で咲く花ですが、北海道北部での冬越しは難しいといわれています。
庭に植えるもよし、盆栽で楽しむのも良し
露地植えして大きく楽しむのも良いですが、小宇宙を楽しむ盆栽もなかなか味があります。仕立てるのが難しい方は、出来上がった盆栽を入手して楽しむのも良いですね。開花は春ですから、それ以外の時期に購入する方は開花に向けて愛情込めて育ててください。
露地植え用の苗木
手のひらほどの大きさの花が一斉に咲く、ハナミズキ。白い花は太陽の光が強くなり始める時期に輝いて見えます。ピンク色はこの季節はとても目立ちます。
■ステラ系（オーロラ）
ハナミズキの華やかさと、ヤマボウシの優雅な気品を兼ね備えた新しい交配種です。強健で、耐寒性、耐病性にも優れていますので、育てやすい花木です。
■ピンク系大輪種
（アップルブロッサム）
気品のある淡桃ぼかしの花です。他のハナミズキに比べ樹形は直立性です。赤花種のなかでは最も樹形がよく、成長も早い品種です。耐寒性、耐病性にすぐれ、庭木、シンボルツリーに最適です。
（ジュニアミス）
花つきの良い桃花品種です。
最後に
アメリカが原産で近縁種のヤマボウシ似ていることから、別名の「アメリカヤマボウシ」という名も付いています。 ヤマボウシの花もうつくしく実は甘く、果実酒にも利用されます。ヤマボウシは日本の山に自生しており、ハナミズキより病気に強い様です。
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