有毒ですが美しく観賞に多用されます。ハツユキカズラ(初雪葛)。

品種のご紹介

ジャスミンの香りに似た2cmくらいの花を咲かせる、テイカカズラの近縁種(栽培品種)の一つです。ピンク色の新芽と白い斑入りコントラストがとても綺麗な蔓性の低木です。耐寒性はマイナス5度ぐらいと強いので、育てやすいです。庭植えでは蔓が地を這って自然と増えて行きます。

植物の特徴

キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木で、有毒植物です。
テイカカズラの近縁種(園芸品種)で、新葉にピンク色と白の不定形の斑が入る姿が美しい植物です。成長がゆっくりとして、コンパクトにまとまるので扱いやすく、寄せ植えやハンギングバスケット、グラウンドカバーなどに多用されています。

黄色っぽい葉をした同じ仲間で黄金錦というものがあります。新芽が赤く、葉が黄金色でとても美しい色をしています。

斑は成長とともに変化します。新芽が出たときは濃いピンク色で、次第に薄くなり、さらに緑色の地に白の斑点となり、やがて緑一色になります。それぞれの生育段階の葉が入り混じります。また、秋から冬に紅葉する姿も美しいです。

花期は6月頃です。前年の夏に花芽ができるので、剪定をまめに行っていると、花は咲咲かなくなります。花後すぐに剪定をすれば小さい香りの良い白色の花を見ることができます。花は咲き進むとクリーム色に変化しますが、観賞価値は殆どありません。

育て方

半日陰もしくは日なたで育てます。強い日ざしと乾燥によって葉が傷むことがありますが、夏の直射日光と乾燥にさえ気をつければ、旺盛に生育します。水はけがよく、適度に湿り気をもつ、肥沃な土壌で育てましょう。4月上旬から7月上旬、あるいは9月中旬から10月下旬が植えつけの適期です。

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