可愛らしく風に揺れる。すっきりとした見栄えの ツルバキア。

品種のご紹介

花茎がよく伸び、その先にかわいらしい星型の花を数輪咲かせます。花色は赤紫やピンクがポピュラーですが白もあります。良い香りも人気です。露地植えでも鉢栽培でも楽しめます。

カワイイ~! ツルバキアの特徴

ユリ科(ヒガンバナ科)ツルバキア属の多年草です。熱帯アフリカから南アフリカ原産の常緑性の半耐寒球根植物です。

茎の長さは40~50cmです。花期は種により異なりますが、5から8月、11から翌3月頃で、茎先に小さな筒状の可憐な花が放射状に10~20個ほど付きます。葉は細長く、長さ約40cm幅は2~3cmでやや肉厚です。葉や茎には、ニラなどネギ類に特有の臭いがあります。暑さや乾燥に強く、長雨にも耐えるので育てやすいです。

花もちがよく荒地でも育つほど丈夫でなので、暖地ではグラウンドカバーに利用されます。年数が経った成球からは何本も花が咲くので、切り花として利用されます。また花や茎、球根などは食用や薬用として利用され、乾燥させたものをポプリやサラダ、アイスクリームの彩りとして使用されます。

※「食用」、「薬用」、「彩り」に関して国内で記事を見つける事ができませんでした。情報としてお伝えします(バナナんぼ)。

和名は「ルリフタモジ(瑠璃二文字)」と言い、英名は「Society garlic(ソサエティガーリック)」。イギリスではこの花の甘い香りから「Sweet garlic(スイートガーリック)」と呼ばれています。

主に栽培されているのは、甘い芳香があり切り花としても利用される「フラグランス」と、四季咲き性が強く春から秋遅くまで咲き続ける「ビオラセア」の2種です。花期はフラグランスが3月~5月、ビオラセアが5月~9月です。

育ててたのしみましょう。

日当たりの良い環境を好みます。ある程度の耐陰性もあり午前中いっぱい日が射して
午後からは日陰になるような半日陰の場所でも良く育ちます。霜の降りる頃に地上部が枯れて球根の状態で冬を越します。耐寒性は-5℃〜-10℃と比較的強いです。株分けでふやすことができます。

病害虫の発生もほとんど無く、数年間は植えっぱなしでもよく花を咲かせます。冬に地上部は枯れて、球根の状態で越冬します。球根植物ですがポット苗で流通していることもあります。

酸性土を嫌うので植える前に苦土石灰などで中和しておくのが良いでしょう。暖地でも寒さの厳しい時期は霜よけしてあげると安全ですが、しなくても枯れることはないでしょう。

シルバーレース
明るいピンクの花が次々と開花し、初夏から冬近くまで長期間楽しめる 葉は若草色にシルバーの斑が入り、やさしい花色と調和し美しい。

■ヒンバ
桃紫色の花弁にオレンジの芯が美しい大輪花。T.violaceaeとT.simmleriの交配種

■アルバ
白咲きの花です。

■ビオララセア
比較的に開花期間の長い品種になります。花茎がよく伸び可愛らしい星形の花を咲かせます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました