中身真っ赤なサクランボ。スミミザクラ(サワーチェリー)

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とても酸っぱく生食には向かないサクランボと言われていますが、砂糖などを加えて加工すると魅力いっぱいの食べ物に変わります。シロップを始め、ジャム、ジュース、リキュール、干しチェリーと楽しみ方がいっぱいです。

スミミザクラ(酸実実桜)、ちょっと気になりませんか?

バラ科サクラ属の落葉樹、ヨーロッパや南西アジアに自生しています。北半球の多くの所で果樹として植えられています。

サクランボの果樹にはいくつかの品種があり、食用として代表的なのは、甘味のある「セイヨウミザクラ(西洋実桜)」と、酸味の強い「スミミザクラ(酸実実桜)」、そして中国原産の「シナミザクラ」です。一般的にお店で売っている品種はほぼセイヨウミザクラです

木の高さは 4mから10mで、セイヨウミザクラより小柄で、枝がたくさん生え、実は黒っぽく、その茎は短いです。開花は他の桜と同じく、葉が出る前に花が咲く事が多いです。5月頃から実が黄色くなり始めます。

赤黒い果実を生らすレッドモレロ種(red morello)と、明るい赤色の果実を生らすアマレル種(amarelle)があります。

加工用としてのチェリー

果実はあまりにも酸っぱいため生食には不向きですが、ヨーロッパではスープや豚肉料理などに使われることが多いです。また砂糖とともに調理することで、酸味を抑え香りや風味を引き出すことができます。

育てて自宅で楽しみませんか?

日光を好むため、地植え・鉢植えのいずれの場合でも日当たりがよい場所で育てましょう。植え付けは、温暖地で12月~3月頃。寒冷地で3月下旬~5月です。収穫は5月~7月頃になります。

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