グランドカバープランツで緑惚れ惚れ。フッキソウ(富貴草)。

品種のご紹介

建物の周囲や樹木の陰になる場所などに、半日陰の緑化材料として利用されています。常緑性で一年中同じような色を保ち、ほとんど手入れ不要なのに草姿の乱れもなく、マット状に広がるという優れものです。

植物の特徴

ツゲ科フッキソウ属の常緑小低木で、日本原産の植物です。
北海道から九州を含む東アジアに分布します。山地の林内に生えていますが、草姿の乱れが少なく手がかからないので、グランドカバーとして利用されています。株は太めの茎が横に広がり、そこから枝を立ち上げます。背丈は10~25cmくらいですが、ヤブコウジに比べるとこんもりした印象になります。


春に白い花が穂になって咲き、穂の下の部分に雌花、上の部分に雄花がつきます。雄花の4本の白い雄しべが大きく目立ちます。ごくたまにですが、秋に白い実がなります。
葉の先端に入る緩い切れこみが特徴で、緑葉のほか斑入り品種もあります。

グランドカバーとして、緑で飾りましょう

肥沃な半日陰の場所であれば、特別な管理をしなくても育ちます。かなり暗い場所でも育ちますが、一日中日の当たるような場所には向きません。ジメジメした環境に強く乾燥には弱いです。土は水はけ・水もちのよいものを好みます。成長はやや遅めで、広がりすぎて困るようなことは少ないです。病害虫にも強く自然に姿がまとまるので管理しやすく便利です。

新芽はやや明るめの緑なので、緑葉でも重い印象にはなりにくいです。緑葉種は大きくなるとボリュームが出てくるので広め場所や中木の根じめにも適しています。斑入り葉の多くは葉が小型で、成長も遅めなので狭い場所を埋めるのに向いていますよ。

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